ハルヒと聞いて

ドア開き待ち

真っ先に『桜蘭高校ホスト部』を思いつく自分は流行から取り残されているのでしょうか?


それはともかく。
今日はsharmk2z ちゃんとそのお友達たちと飲む約束をしていました。
待ち合わせは19時。
それまで時間があるな〜・・・とか思ったので、本郷の弥生美術館へ行ってきました。
竹久夢二美術館と並んでます。
特別展は、『伊藤彦造追悼展』。山川惣治の『少年ケニヤ』の挿絵が有名です。
その他戦前より新聞小説などの挿絵を手掛けていたようです。
父親に軍人になることを望まれていた、というだけあって、第二次世界大戦時にはアッツ島に従軍するなど、従軍画家としても活躍していたようです。
戦後はGHQの依頼でキリストの肖像を描いたりしていたようです。
同じ従軍画家の経歴を持つ藤田嗣治との待遇の差を考えさせられました。
藤田は戦前の画壇で権力を持ったことが災いだったのでしょうか?
それはともかく。伊藤彦蔵の挿絵は、ただの挿絵とも思えず妙に艶かしかったです。
彼は居合の達人で、絵を描くにあたっては筋肉の付き方などをよく観察したそうです。
美青年や美少年は、本当に美しく、かなりエロティックでした。
後年の漫画家・丸尾末広は、彼の影響を受けたのではないのでしょうか?


並列の竹久夢二美術館も眺めました。
『夢二が描く「対象ロマンを飾った女たち」展』を開催していました。
彼の恋愛遍歴なんかも展示されていたのですが・・・
夢二って・・・ひどい男だったんですね・・・


その後待ち合わせの大学院棟へ行き、sharmk2z ちゃんと飲み会へ合流しました。
韓国料理屋だったのですが、隣のテーブルで飲んでた韓国人サラリーマンの方々に、韓国サッカーのユニホームをいただいてしまいました。
一緒に記念撮影をしちゃったり。
たのしかったです。


写真は、竹久夢二美術館の喫茶店の外で、ドアが開くのを待っていたノラくんです。
えらい愛想がよかったです。