10/21

午前は黄八丈を作る作業の見学。
美容師であった母によると、黄八丈は訪問着とはできず普段着に用いるものらしい。
現在需要があるようなシチュエーションではなかなか着られない着物である、ということである。
説明の中でも「通好み」であるという表現があった。
後継者の育成も市場の拡大も、それでは難しいだろうことが予想される。
服部屋敷跡にて休憩。
謎の祠発見。

なんだろ?
樫立・いそざきえん にて昼食。美味し。
午後は自由時間。
玉垣を見てふるさと村へ寄り、歴史民俗資料館を見る。
ふるさと村から歴史民俗資料館へ向かう途中、墓の一群に通りかかる。
仏を彫る→「先祖代々」の字・夫婦戒名連名・個人戒名→御影石による「○○家」の字
と、本土と似たような変遷が見て取れる。
五輪塔型や位牌型の墓石もあった。
と、墓石の中にひとつだけ

瓶。
これはなんだろうか?瓶葬?
だとしても、なぜ一つだけ?
よくわからないまま先に進む。
あまりに距離があり、道も整備されていないので、途中自分が信じられなくなっていったが、無事資料館に到着。
昔の町役場だったらしい。
展示は・・・まあ昔ながらというか・・・
本土で七人殺した男*1が島では大活躍したらしいことはわかった。
資料館を出て少し歩くと、また墓を発見。
墓石の前の石の並びが不思議。

供えられていた花がやたら華やかだった。
宇喜多秀家の墓もあった。
16:00集合
八丈島空港より18:30の飛行機で羽田へ帰る。
ワーキングホリデーの勤労報酬は現物支給だった。

*1:近藤富蔵