雨上がりの夜に

シバスズ初聞


やまだ紫氏死去。
>>やまだ紫が脳内出血のため60歳で逝去した。かねてより夫で元ガロ副編集長の白取千夏雄氏のブログにて闘病生活が伝えられていたが、5月5日午前4時16分、帰らぬ人となった。告別式は親族ですでに終えている。


69年にCOM(虫プロ商事)でデビューし、71年からガロ(青林堂)を中心に活動。「しんきらり」「ゆらりうす色」「Blue Sky」などで繊細かつ巧みな心理描写を見せ、女性ならではの作家性を発揮した。アシスタントから杉浦日向子近藤ようこを輩出したことでも知られる。


毎日新聞に掲載されたエッセイでも手腕を発揮し、また1989年の参議院選挙ではちきゅうクラブから立候補するなど、マンガ以外の領域でも活躍。2006年には京都精華大マンガ学部の教授に着任し、後進の指導にも取り組んでいた。<<
「コミックナタリー」http://natalie.mu/comic/news/show/id/16241


『性悪猫』の文庫を読んだのが、氏を知った初めてでした。
淡々とした描写で、家庭を鋭い視線で描いていた、『しんきらり』『ゆらりうす色』が衝撃でした。