日本人

きちんとさん

日本人がいつからこんな几帳面になったのか。
江戸時代に、出稼ぎから始まった庶民の長屋の暮らしでは、狭いスペースに少ない家財道具をきちんと片付けていたとか。
かと思うと、江戸末期に東北を訪れていたイザベラ・バートンは、たびたび庶民の家の中の乱雑さを嘆いていたり。
つくろいものができなかった経済的に下層階級の人々の家の中がえれえことになってたり。
『日本人は』とひとくくりにすることがどんなに乱暴なことか。
で、なんでこんなこといきなし考え出したかというと。
今日学校に用事をしにいって、近くの地下道で写真の情景を見ました。
おそらく、この地下道で寝泊りしているひとでしょう。
野外で日常的に寝泊りして暮らしている人々の周りが乱雑だったりすることはよくみるのですが。
どうです、このきちんとした感じ!
一度通り過ぎたんだけど、やっぱしこれは記録しなければ!とふと思い。
自分に写メールしました。
そうか、どんな生活をしていても、きちんと整頓したい人はいるんだなあ。
と、自分の部屋の乱雑さを見て溜息。