16

ヘンな顔。

いつもは日付が変わってすぐに前日の日記をつけるのですが、昨夜はさすがに限界だったようです。
ばたんきゅう。
今は17日の夜。


16日は、前日に引き続き悉皆調査です。
回りきれなかった分を回りました。
みなさん親切。


で、みなさん口をそろえて「延命寺の坊様は詳しい」とおっしゃるので、聞き取りに向かいました。
檀家が他市にもわたるみたいなので、楽しみでした。
が、なんでもお通夜だとかで、聞き取りはかないませんでした。
残念。
後日お電話をして面会のお約束をすることにしました。


聞き取りの中で、インフォーマントの一人が、ゼンリンの住宅地図にも載っていなかった元々の墓地を教えてくださいました。
取り壊されましたがかつてはあった「観音堂」のそば。
行くと、元禄あたり以降の墓石が林立していました。
「ガラガラ」も供えられています。
なんでも、現在鮮魚街道(ナマカイドウ)から榎台に入る入り口にある墓は、「観音堂」そばから移転したものだとか。
そして、「観音堂」を壊して山を切り崩したときに人骨もでたらしい。
・・・これは・・・
白井市平塚全域では、すこし前(「昭和45年ごろ」という証言あり。要確認)は土葬の上に墓石を置き、さらに昔はツゲの木を植えていたということで、現在も火葬した遺体の上に墓石を置く形でそこにお参りをしている、いわゆる「単墓制」の様相をみせています。
しかし、文化庁民俗調査その他によると、白井市を含む千葉県北西部は「両墓制」の分布域とされていました。
どういうことかな?ここだけ「単墓制」?と、疑問に思っていたのですが。
なるほど。
もともと遺体を埋葬するところと墓石を置く場所が、一致していたわけではないらしい。
しかも、遺体を埋葬したところ、いわゆる「埋め墓」は省みられていなかった様子。
ということは、もともとは、いわゆる「両墓制」だったらしい。
そして、「ガラガラ」はいわゆる「詣り墓」に供えられるらしい。
これは・・・なんか考察に光明が少し照らされたような気がします。


帰り。
平日は走る市内のコミュニティーバス「ナッシー号」に乗り、白井駅まで帰りました。
梨が名産だから。
で、そのバスの車内、白井市役所停車中に見かけたへんな雲です。

さらに駅に向かう途中立ち寄ったホームセンター内のペットショップコーナーで自分を見つめていた妙な顔の魚。
スマトラパファと言うそうです。
パファってなんだ?


宮城県沖M7.2の地震発生。
震度6弱も観測。
しかし、想定されている大地震とは違うらしいとか言うので、地元の人々はたまらないでしょう。