式をうたれた

昨夜は疲れたので、ソッコー寝ちゃいました。


で、昨日のこと。
昔仕事をしていて、このあいだ実習受けに行った博物館へ行きました。
ホントは、博物館の観察会の予備調査についていく予定だったのですが。
担当者がぎっくり腰になっちゃったので。
急遽、観察会のフィールドのジオラマの説明を受けるのみ。
集落の境の構造(辻切りや道祖神などの位置関係)や、集落の構造、民家の構造、湧水の状況、鎮守の由来など、一人で現地に赴いてはわからないような情報をたくさん教わりました。
楽しかったです。
こんなん教えてくれるひとは、前の大学にも、今の大学にも、いなかったので。
担当者のひとも同じだったらしく、最初は午前中だけのハズが、午後3時ごろまで続きました。
結局、観察会に、担当者の助手として参加することになりました。
このあいだ寝てるときに思いついてメモして眠れなくなった、正月と盆の時間関係の図を見せたところ、おもしろがってもらいました。
よしよし。


そのまま帰るのも時間がもったいない気がしたので、県立の図書館まで寄ってみることにしました。
歩ける距離だったので、細かい道を選んでたのしくお散歩してました。
あと少しで図書館、というところで、いきなり空から何かが落ちて、右肩と右腿に、ビチャッという音とともにかかりました。
・・・以前もこんなことがあった気がする。
と、真上を見てもわかりません。
すこし歩いて振り向くと、ちょっと離れた電線にハシブトガラスが鳴いてました。
やっぱり・・・以前もかけられたことがある。
カラスのフン。
これが、平安時代の貴族だったら、式をうたれた、陰陽師を呼べ、物忌みだ、方違いだ、呪詛返しだ、と大騒ぎになったことでしょう。
ですが自分は現代の平民なので、おとなしく図書館のトイレでシャツを洗いズボンを拭きました。
・・・はぁ。あのやろ、面白がってやがったな。
図書館には目当ての文献がなかったので、ダブルパンチでした。