バウハウス

今日は毎週恒例 他大学へ行ってきました。
で、ゼミが終わってさて自分の大学に戻ろう、と校門まで行ったところ、ポスターが目に付きました。
ここの大学、校門近くに小さな博物館があります。
小さいといっても中々なもので、デュシャンの通称「大ガラス」があったりします(瀧口修三監修再製作)。
一度何気なく入ってびっくりしたものです。
で、その博物館に緑色のポスターが飾ってあり、なにやら文字があります。ウムラウトとかあって、なんだドイツ語じゃん読めねーよ、なんて思ってよく見て見たら。
BOUHOUSE。
おおお〜バウハウスじゃないか。見なければ。
とふらふらと吸い込まれていきました。
バウハウスってのは 1919年にドイツのワイマール市に開校された造形芸術学校です。カンディンスキーだとかパウル・クレイだとかが先生をしてたこともあります。
豪華な先生だなあ。
政治的なものを極力排除して第二次世界大戦を乗り越えたそうです。
中には、家具だとか建物の模型だとかが展示されてました。
さすがに洗練されてました。座れる椅子に座ってみたら、座り心地もなかなかです。
同時に展示していたのが、ブルク・ギービヒェンシュタインという美術学校の作品です。
この学校は、美術専攻とデザイン専攻があるらしく、おもちゃとか薬缶とか灰皿とか本とか布とか、いろいろなもののデザインをしているようです。
板状に畳んで持ち歩ける椅子と机もありました。その椅子に腰掛けて、展示してあった活動を紹介する本を見ていると、面白いデザインがありました。
smart railing project。
要は、スマートに電車に乗るためのデザインの数々です。
椅子に座って寝るためのブラインドだとか、駅の椅子だとか。
多用なアイデアがあっておもしろかったです。