寒い話

今日も疲れが取れきれてません。
その原因は、コレでしょう・・・
昨日予告した、寒い話です。


試験当日、20日のこと。
受ける試験は、文化財主事(民俗)です。
試験は9時25分から。
着席は9時10分まで。
試験会場は、鳥取大学
泊まっていたのは鳥取駅前で、鳥取大学駅までは電車で10分ほどです。
なのに・・・9時10分までに着くには、8時14分鳥取発の電車ではないと間に合いません。
次の電車は9時ジャスト。ムリです。
で、8時24分鳥取大学駅着。
スーツ姿の男女が多数共に降り、同じ試験会場に行くのかとすぐ知れました。
なのに、開場が8時45分ってのは、どうも気が効かないっていうかお役所仕事っていうか・・・


寒い野外で待った後、受付が開始されました。
試験は獣医だの海洋航海士だの保育士だの、その他もろもろの役職のものもあったようです。
でも文化財主事多数。採用は1名予定。
競争率高し。予想はしてましたが・・・


野外が寒かったので、期待してたのです。室内。
なのに、通された大教室が、これまた凍てつくような寒さで・・・
あまりの寒さに試験官に暖房を入れてくれと頼んだところ、
「今日はヒーターが入っていないのです」とのお答え。
・・・なんですと。このまま寒い中で5時近くまで試験を受けろと。そうおっしゃる・・・おっしゃってんですよね・・・


ショックを受けてるところで、試験開始。
最初の試験は教養問題です。
多肢選択式で50問。マークシートなんて久しぶりです。
久しぶりっていっても、日大系列の高校を受けようと思って練習したくらいです。センター入試を受けなかったので。
で、思いのほか鳥取県に関する問題が多かったのに、びっくり。
・・・しらねえ〜・・・
・・・まあ、理屈で考えて選択しましたが。
範囲は広かったです。
降水量と気温との関係とか、ABO式血液型とか、r戦略とK戦略*1(未だにどっちがどっちかはわからない)とか、生物学と地理学を専攻した自分に少しは有利な問題もありました。
でも微積分とか確率なんてのは記憶の彼方・・・
それが11時55分まで。
・・・2時間半かよ・・・


お昼はせめて、もっと暖かいところで・・・と外に出たのですが、今まで自分が試験を受けていた会場が、一番暖かだったことに気がついただけでした・・・


午後の最初は民俗に関する問題。
同じく多肢選択式で40問、2時間。
やはり鳥取県に関するものが多かったです。
前日に県立博物館に行っててよかったぜ・・・わからないながらもなんとか推測ができました。
試験終了1時間前に全問解答。後に確実に間違えている答えも見つけましたが・・・


次の試験が始まるまで会場の外にいましたが、やはり寒かった・・・


最後の試験は民俗に関する問題で、今度は記述式で1時間半。
選択して計3問を解きました。
これもなんとか。


会場で、考古学を専門にしていたり中国語の文学を専門にしていたりと、違った専門の人とお知り合いになりました。
自分だけではないのですね。


疲れ切って鳥取駅に帰ろうと、鳥取大学の駅のホームに降りたところ、慣れない靴の為に階段で転びそうになりました。
なんとか踏みとどまりましたが、どうも片足の靴音がおかしい。
靴の裏を見ると、なんと踵部分の靴底が取れているではありませんか。
・・・が〜ん・・・一張羅なのに・・・


鳥取駅で、いいかげんスーツを着替えようとすると、スーツを入れてたハンガーケースのハンガーがありません。
ホテルに忘れたようだ・・・と泊まっていたホテルに問い合わせると、報告が無いということ。
が〜ん・・・なんかダブルショック・・・
ともかく着替えて空港へ。
あまりのショックで久保帯人BLEACH』8巻購入して、機内で読んでました・・・
ゲタ帽子氏の特訓の巻です。
そんなこんなで羽田空港着。
空港から自宅までの電車の中で読むために、空港の本屋で漆原友紀蟲師』3巻購入。
2巻がなかったので、そのうちまた欲しくなって買っちゃうんだろうなあ・・・


結局試験終了まで寒さは変わらず、おまけに食欲もなかったために、体が冷え切り、帰宅しても熟睡できませんでした・・・
寒かった・・・

*1:生態学の理論です。小さく仔(卵)を産んでにケアをせずに多数ばら撒いて生存確立を上げるか、大きな仔(卵)を少なく産んでしっかりケアして確実に育てるか。卵を作るコストと子育てのコストのバランスをどうするか、という生物の繁殖に関する戦略の理論です。rとKがどっちがどっちかが、自分にはよくわかりません。ついでに、なんでrが小文字でKが大文字なのかもわかりません。r-K戦略とも言います。