関宿へ

今日は来るまで関宿へ行きました。
関宿町には初めて足を踏み入れました。
鉄道手段がないので車です。
1時間半かかった・・・


目的は、千葉県立関宿城博物館でした。
大島建彦氏による「利根川流域とアンバ信仰」という講演を聞きに行ったのです。
大島建彦氏といえば、自分が卒論のときにえらい世話になった『無縁仏』という本を編集なさっていました。
アンバ=大杉信仰といえば疱瘡神であることだし、どうも自分の関心に近いのではないか。
と思って申し込んだのですが、大遅刻・・・30分以上も・・・スミマセン
いえ、慣れない車道だったから・・・って自宅から国道へ妙な道で出ようと思ったので余計に時間がかかったのですが
とにかく、講演会は、行ってよかったです。
大杉信仰が疱瘡神だけではなく、漁師が大漁を願ったり、水運関係者が航海の無事を願ったりしていた、というのは初めて知りました。


講演が終わったあとに、質問しに大島氏のところへ行ったのですが、現在の職場名と役職を言ったところ、他の関係者との歓談にお呼ばれしてしまいました。
これもうれしい。
古河市の博物館の方や、地元で絵馬を調査している方ともお知り合いになれました。
なにより、大島氏の『西郊民俗』最新刊をいただいてしまいました。
「ガラガラ」の分布調べるのにえらい世話になった雑誌だ・・・
おまけに「月一で勉強会やってるから、いつでもおいで」みたいなことまで誘っていただいてしまった・・・
実りある講演会でした。


帰りもドライブ。
当然ですが。
大分車に慣れました。