ひきづるもの

みんなで草刈り

どうも修論の結果をひきづってます。
提出してから2ヶ月を経過していますが・・・ううむ・・・
否応もなく野田市のプロジェクトに参加して調査の計画を立てているものの、自身ついては、どうもこれからの方向を定められないでいます。
「地理学」としてどう自分の研究を方向づけるか。
民俗学」として通用する研究は本当に自分には無駄なのか。
そもそも地理学も民俗学も、学問として方向性を定められていない状況です。
そんなときに、菅先生のblog「民俗学の道しるべ」
http://suga.asablo.jp/blog/2006/03/16/291753/tb
に、原洋之介教授の言葉として「一番問うべき問題は、民俗学というのは役に立たない学問で良いじゃないかということ。何で開き直らないか。」という発言が記されています。
・・・まだ自分ではっきりと解決していないので、きちんと説明することができないのですが、この原教授の言葉は、どうも自分に引っかかるものがあるようです。
否定的にか、というとそうでもなく、肯定的に。
自分が以前言われた学部の教授の言葉と共通する内容です。
このあたりをこねくり回して見ると、自分でも見えてくることがあるような気がします。


今日も教習所へ。
帰りにぶらぶらと歩きながら駅に向かうと、こんな看板が。

自分の研究の専門は「文化地理学」です。
なので、「文化」というのはなにか、ということは常に念頭にあるのですが。
・・・こういう使い方ってのもアリなのかとしばし見とれてました。
文化住宅」とか「文化鍋」とか、「文化」が「新しい・先進的」と意味づけられた例の一つですね。


写真は同じく帰り道。
なんとなく正面切って写真を撮るのを躊躇われたので、隠し撮りみたく撮ってしまいました。
そういや20日は彼岸の入りです。