エルツを読んだ

いまさらですが、ロバート・エルツ『右手の優越』中の「死の宗教社会学−死の表象集合研究への寄与」を読みました。
解説によると、エルツは1915年に33歳で戦死したフランスの社会人類学者であるとのこと。
社会の進化論的捉え方と地域間の直感的な結びつけに注意しながら腑分けしてたのでつかれましたが、興味深い論文でした。
途中、柳田國男の『先祖の話』と似た展開がいくつも見られ、ひょっとしたら種本のひとつか?とも思ったほど。
本の内容は、死とは生物的なものと残された個人的なもののほかに、社会的なものがある、ということです。
(途中 あとで付け加えます。)